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2025.04.11

特別コラム:120fps対応の「Switch2」に向けてモニターは買い替えるべき?

■ 60fpsから120fpsに進化を遂げたSwitch2

先日、任天堂が公開した「Nintendo Direct」で、「Nintendo Switch 2」が120fpsに対応することが発表されました。
これまで60fpsの「Switch」タイトルをプレイしていた方々の中には、この発表を受けてモニターを買い替えようと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ゲームによっては「ハードが120fps対応でも、ゲームは60fps対応」という場合があります。
たとえば、「Switch 2」で発売が予定されている「ストリートファイター6」も対戦中は60fps固定で動作します。
このような60fps固定のゲームであれば、モニターを60Hzにしておけば最適にプレイできる…というわけではありません。

■ モニターの性能で何が変わる?

モニターを変えると、ゲーム体験にどんな違いが出るのでしょうか?まずは、モニターの性能に関する基本的な要素について簡単に説明します。

① リフレッシュレート(Hz)

ゲーミングモニターを選ぶ際、多くの人が最初に気にする部分がリフレッシュレートです。
リフレッシュレートが高ければ高いほど、1秒間に表示できる画像の枚数が増えます。
例)60Hz → 1秒間に60枚の画像 / 120Hz → 1秒間に120枚の画像
そして、フレームレート(fps)は、ゲーム側が「1秒間に送る画像の枚数」のことを意味します。
たとえば、ゲームが120fpsで動作する場合、1秒間に120枚の画像がモニターに送られます。
しかし、モニターが60Hzの場合、送られてきた120枚の画像のうち、半分の60枚しか表示できません。
そのため、ゲームハードの性能を最大限に活かすためには、モニターも高いリフレッシュレートが必要です。

② 応答速度(ms)

応答速度は、「画面の色が別の色に切り替わる速度」を示す指標です。
応答速度が遅いと、色の切り替えが遅くなり、前の色の残像が残ることがあります。
このような現象は、ゲームの映像が遅れて見える原因となります。

③ 内部遅延

内部遅延は、「実際にゲーム内で行われた処理がモニターに反映されるまでのラグ」を意味します。
内部遅延が大きいと、たとえば相手の攻撃を見てから操作しても、操作が間に合わないといったことが起きます。

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■ どんなモニターを買えばいい?

リフレッシュレートについては、ソフトが60fpsであれば、モニターが60Hzでも120Hzでも大きな差はないことが分かります。
ただし、120Hzのモニターでは1秒あたりの表示枚数が多いため、映像がより滑らかに見えることがあります。
一方、応答速度と内部遅延についてはモニターの性能に大きく左右されます。
ゲームのfpsに関係なく、応答速度が速く、内部遅延が少ないモニターを使えば、より快適なプレイが可能となるのです。

<ドラ右選手のコメント>

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「僕は元々テレビでスマブラをプレイしていましたが、ゲーミングモニターに変えたらすぐに遅延を感じにくくなりました!
応答速度や内部遅延が思ったよりも影響が大きいんだなと、驚きました。」

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